皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はたいへんお世話になりありがとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、2024年の幕明けは、思いもよらない甚大な災害が起き、多くの方々の命が奪われ、先の見えない避難生活を強いられている方々のニュースが毎日のように流れている状況で始まりました。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被害に遭われた方々に、一日でも早く元の生活に戻れますよう心よりお見舞い申し上げます。
今回のことでもそうですが、ある日突然、一緒にいた家族、仲間、知り合いなど、そういった人がいなくなること。
普段は当たり前に生活していることが、一瞬にして一変してしまうこと。
まさか…、自分が…、こんなことになるなんて...など、考えもしなかったことが起こってしまう。
こうした災害が起きるたび、いつ起こってもおかしくない、避難準備をしておかなければ…と思うものです。
(でも、日が経てば、これまで通りの生活に戻り、いざという時の備えにも対応出来なかったり、忘れてしまったり…になってしまうのですが…。)
だからこそ、普段の当たり前の生活が、いかに大事かと気が付かされる。
私たちは、その当たり前に慣れ過ぎて、当たり前が、当たり前になっていると思います。
だけど日々繰り返される、何気ない日々、当たり前の日々こそが、幸せなことであり、生きていることだけでも奇跡であると思うのです。
私たちは、被災された方々への支援や復興のことなどを考えてしまうものですが、現状をよく知り、勝手に現地に向かうなどといった行為はしない、また復興を願う気持ちだけでも十分支援になると思います。
そして何より、今ある自身の日々を大切に過ごすこと。日々出来ることをこれまで通り行うこと。生きていくこと。
それも、亡くなられた方への供養にもなると思いますし、被災された方への何よりの早期復興に繋がるのではないかと思うのです。
この瞬間も、すでに過去となっていきます。
自分が出来ることをやっていく、やっていけることを、悔いなく過ごせれば、それが一番幸せであり、大切なことだと思います。
2024年、暗い出来事で始まりましたが、まだ始まったばかりです。
皆さんそれぞれが、それぞれのごくごく当たり前(人によって「当たり前」の価値観が違いますからね)に、日々が過ごせますように。
良き一年でありますように。